本機はマイクから入力された音を増幅し、イヤホンから出力する仕様となっておりますが、イヤホンから出力された音をマイクが再び拾うことで、更に増幅された音がイヤホンから出力されることの繰り返し(音のループ)によりハウリングが発生します。
【ハウリング発生要因ごとの対処方法】
①イヤホンが、耳穴(耳道)に沿って鼓膜方向に正しく挿入されていない場合、耳穴(耳道)をイヤピースでしっかり塞ぐことが出来ないため、イヤホンから出力された音が耳から漏れ、再度マイクで拾うことでハウリングの要因となります。イヤホンの正しい装着方法については、以下の図をご参照ください。
②イヤーピースのサイズが耳穴に対して合っていない(小さい)場合、耳穴(耳道)をイヤピースでしっかり塞ぐことが出来ないため、イヤホンから出た音が耳から漏れ、再度マイクで拾うことでハウリングの要因となります。この場合は、耳穴に隙間が出来ないように、付属のイヤーピースのサイズを大きくしてお試しください。逆に大きすぎると中まで入らず、保持できないので外れてしまいます。
③電源を入れたままイヤホンの耳への着脱をすると、ハウリングが起きやすくなります。イヤホンの着脱時には、音量を「0」にするか、電源を切った状態で作業を行ってください。