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レコーダーから「ディスクが汚れています」「不適当なディスクです」「ディスクに問題があり再生できません」等とメッセージが出る不具合の主な原因は以下の様な状況です。・管理情報記録不具合 （全苦情内容の約２０％）
・ディスク記録面に指紋等の汚れ・キズ （全苦情内容の約１０％）
管理情報とは、録画に使用した機器に関するデータが記録されており、この部分に不具合が発生すると再生ができなくなる場合があります。また、機器によってはそれ以降全ての操作ができなくなる場合があります。
なお、管理情報の不具合は、記録に関わるトラブルの内、ディスク最内周で不具合が発生した場合であり、原因はレコーダー（ドライブ）不良、ディスク記録面に指紋等の汚れ・キズ、レコーダー（ドライブ）レーザーパワー低下等、多岐に及びます。
レコーダー（ドライブ）等のデジタル機器では、ファームウェア（機器内のプログラム）更新等により性能向上や不具合改善が頻繁にされる場合があります。よって、機器の調子が悪いと感じた場合は、早めに機器メーカーのサービスにお問い合わせする事をお勧めします。
機器の調子が悪いままですと、ディスク本来の互換性や保存性能を発揮できず、お客様がせっかく録画した内容が早いうちに再生できなくなってしまう可能性もあります。
日常的なご利用上の注意点としては、下図の様にディスク最内周部分に指紋や傷が付かない様にすることです。
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●再生（読み取り）がでない、再生（読み取り）が途中で停止したり、再生映像が乱れるといった不具合の主な原因は以下の様な状況です。
・レコーダー（ドライブ）不良 （全苦情内容の約２０％）
・ディスク記録面に指紋等の汚れ・キズ （全苦情内容の約１０％）
・レコーダー（ドライブ）レーザーパワー低下 （全苦情内容の約５％）
レコーダー（ドライブ）不良の最もわかりやすい確認方法は、ディスク記録面の様子を見る事です。
下図の様に、録画をした番組やダビングしたタイトル毎に記録レーザーパワー（＝記録品質）が極端に違う事は、ディスク要因では有り得ません。（反射の様子が極端に違いますので目視でもわかります。）
この様な記録状態では、ディスク本来の互換性や保存性能を発揮できず、お客様がせっかく録画した内容が早いうちに再生できなくなってしまう可能性もありますので、早めに機器メーカーのサービスにお問い合わせする事をお勧めします。
レコーダー（ドライブ）レーザーパワー低下は、長年使用している機器で発生する現象です。
ご利用頻度等により違いはありますが、早い場合は約３年でレーザーパワーが低下する傾向が確認されています。やはり、早めに機器メーカーのサービスにお問い合わせする事をお勧めします。
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●ディスクを認識しない、初期化できないといった不具合の主な原因は以下の様な状況です。
・レコーダー（ドライブ）の試し記録失敗 （全苦情内容の約１５％）
・非対応ディスクを使用していた （全苦情内容の約５％）
ほとんどのレコーダー（ドライブ）は、ディスクを入れた直後に試し記録を行い、試し記録の結果から最も最適な設定で実際の記録をします。しかし、弊社確認では一部の機器で試し記録の動作に不具合があり、正常なディスクでも問題があるかの様に（＝ディスクを認識しない、初期化できない）動作してしまう場合がある事を確認しています。
これらはファームウェア（機器内のプログラム）更新により改善がされる場合があります。よって、この現象が頻発する場合は機器メーカーのサービスにお問い合わせする事をお勧めします。
以上のように、記録型DVDに関わる不具合はディスク自体の問題以外にも多岐に渡り、何らかの苦情を頂いた中で製造上の問題である事はごく少ない割合です。総生産数で考えますと、仮に１万枚をご購入頂いたとしてディスク自体の何らかの不具合に遭遇する可能性は確率的には１回以下です。
もちろん、ディスク自体の不具合を限りなくゼロにする事が使命と考えており常にその努力をしておりますが、上記の数字を参考にして頂き、トラブル解決のお役に立てればと考えます。
| 弊社記録メディア製品（記録用のメディア＝テープ、ディスク、クリーナー、プリント用紙など）を不具合調査等によりご送付頂く場合は、お手数ですが以下の内容をお書き添え頂きお送り願います。 |
・お名前
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・ご利用の機器のメーカー及び型番
・具体的現象（ご指摘現象が発生する場所・時間・見え方・聞こえ方、及び頻度等） |
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