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  Q&A番号:53899
同じ形のコードで抵抗入りとそうでない物があるがどう違うの?
抵抗入りコードとは、簡単に言うとヘッドホン出力端子やライン出力端子から、マイク入力端子に接続して録音するときに使用するコードです。
通常、音声出力信号は「ライン出力」、「ヘッドホン出力」と言う名称の端子で扱われますが、この信号はマイク端子の入力レベルに対して非常に大きいため、マイク入力に直接入れますと過大入力となり、音ワレを起こします。
これは互いの受け渡しレベル差が原因です。抵抗入りコードを使うと入力信号を減衰できるので、ゆがみのない良好な録音を行うことができます。抵抗入りコードとはコード内部に抵抗器を入れたもので、入出力間の信号レベル合わせを行うことの目的に利用されます。

逆に、抵抗入りコードをライン入力、外部入力端子に使うと音が小さくて使えないという症状になりますがこれも原理上起こり得ることで、故障ではありません。用途に応じて使い分ける事が必要です。

現物での見分け方
コードプラグ(モールド部)にノコギリマークのあるコードが抵抗入りです。
コードプラグの両端(モールド部)にノコギリマークがあり、抵抗なしプラグより太いプラグコードが抵抗入りです。

【抵抗入りコード】

抵抗入りコード



抵抗値につきましては、直列に○○Ω、アース間に並列に○○Ωが2つまたは4つ入るブリッジ型になっており単純に○○Ωとは言えません。
現行品では約45dB~55dB(約1/178~1/560)の範囲で減衰させてマイク端子とライン端子のレベルを合わせております。

 

はい
いいえ