ワイヤレス LAN の接続が頻繁に切断する場合、次の内容をご確認ください。

●IEEE 802.1X を有効に設定しているかどうかを確認します。
IEEE 802.1X を使用するには、認証サーバが必要になります。この認証サーバが存在しない環境で、IEEE 802.1X を有効に設定すると、認証に失敗し、数分間経過後に通信を切断する現象が発生します。
IEEE 802.1X 認証を行わないワイヤレス LAN アクセス ポイントなどを使用する場合は、通信を行う前に IEEE 802.1X を無効に設定します。

【IEEE 802.1X を無効に設定するには】
次の手順を実行します。
1.「スタート」 ボタンをクリックし、「接続」をポイントします。
次に、「すべての接続の表示」をクリックします。
2.「ネットワーク接続」が表示されたら、「ワイヤレス ネットワーク接続」を右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
3.「ワイヤレス ネットワーク接続のプロパティ」が表示されたら、「ワイヤレス ネットワーク」タブをクリックし、「優先するネットワーク」の一覧から IEEE 802.1X を無効に設定するネットワークをクリックします。
次に、「プロパティ」をクリックします。
4.暗号化を設定するネットワークのプロパティが表示されたら、「認証」タブをクリックします。
次に、「このネットワークで IEEE 802.1X を有効にする」チェック ボックスをオフにし、「OK」をクリックします。
5.「ワイヤレス ネットワーク接続のプロパティ」の「OK」をクリックします。
以上で IEEE 802.1X を無効に設定する操作は完了です。

●コンピュータまたはアクセス ポイントの設置場所を変更します。
金属、コンクリート、金属性の素材が入った木材、土壁、断熱材は電波を通すことができません。このような遮断物を避けて設置してください。
また、その他の遮断物などの影響によって、通信距離が短くなる場合があります。
適度にコンピュータまたはアクセス ポイントの場所を変更し、通信が最適な状態になる場所に設置してください。

●アクセス ポイントの設定、ファームウェアを確認します。
使用するアクセス ポイントの設定を製造メーカーにお問い合わせいただくか、またはアクセス ポイントの取扱説明書などを参照し、再度ご確認ください。
また、ご使用のアクセスポイントに最新のファームウェアが公開されているかをご確認ください。公開されているのであれば、ファームウェアの更新をお試しください。詳細につきましては、ご使用のアクセスポイントの製造メーカーにご確認ください。

●アクセスポイントのチャンネル変更をお試しください。
アクセスポイントのチャンネルを、現在設定されているチャンネルから別のチャンネルに変更してご確認ください。
また、使用している無線LANアクセスポイントの他にアクセスポイントを設置されている場合、各アクセスポイントが、それぞれ違うチャンネルに設定されているかをご確認ください。設定方法につきましては、ご使用のアクセスポイントの製造メーカーにご確認ください。

●アクセスポイントの通信モードの指定をお試しください。
ご使用のアクセスポイントがマルチバンド（IEEE802.11a/11b/11g）対応の製品で通信モードの選択を自動で行う設定にしている場合、通信モードを指定する設定に変更してご確認ください。設定方法につきましては、ご使用のアクセスポイントの製造メーカーにご確認ください。