システムの復元を使用すると、コンピュータに行った不適切な変更を取り消して、設定とパフォーマンスを復元できます。コンピュータは、特定の時点(これを「復元ポイント」と言います)の状態に戻ります。システムを復元しても、最近行った作業は失われないため、保管した文書や電子メール・履歴・お気に入りにあるページが失われることはありません。コンピュータは、自動的に復元ポイントを作成しますが(これを「システムチェックポイント」と言います)ユーザーが復元ポイントを作成することもできます。 「システムの復元の必要条件」 システムの復元を実行するには、ハードディスク上(Windowsシステムフォルダのあるパーティション上)に少なくとも200MBの空き容量が必要です。 「個人用ファイルの保護」 ドキュメントやスプレッドシートなど、ユーザーの作業ファイルを保護するために、システムの復元では「マイドキュメント」フォルダ内のファイルは復元しません。また、docやxlsなど、プログラムで一般的に使用されるファイル名を持つファイルを復元できません。 「システム復元の復元ポイントの保存場所」 通常「c:\windows\system32\restore」のフォルダ内に格納されています。 (ご注意) システムの復元を使用すると、追加したドライバやアプリケーションが使用できなくなる可能性があり、ドライバの組み直しやアプリケーションの再インストールが必要になる場合があります。 (重要) システムの復元機能を利用することで、ハードディスク内の情報の整合性が失われてしまい、システムが不安定になったり、データが失われてしまう恐れがあります。システムの復元を試みる前に、重要なデータについては、必ずバックアップをしてください。システム復元機能を用いてデータが消失するなどのトラブルが発生した場合、弊社では一切の保証は負いかねますので、あらかじめご了承ください。
|